小さな家をつくることによって沢山のメリットがあります。
今回はその一つとして、
敷地一杯に建てる必要がないために、庭やアプローチを余裕をもって造ることができ、緑豊かな自然を感じながら生活できる。
都会で生活していて、自分の家で自然を感じながら生活できるのは、非常に贅沢な話です。
しかし、その贅沢な空間が発想を少し変えるだけで手に入るんです。
庭をもつことは、毎日の生活の中で非常に大切なことでなんです。
都会に住む私たちは、毎日満員電車に揺られながらコンクリートでできたビル街で仕事されている方は多いと思います。
家に帰ったら、仕事を忘れ、落ち着いた空間で疲れをとりたい。
みなさん、温泉など旅行で庭付きの部屋や展望できる部屋に泊まったことがあると思うのですが、居心地がよく、贅沢な空間だと感じませんでしたか。
それを日常で感じることができたら・・・
庭に咲く四季折々の花を眺めながら食事やくつろげたら・・・
居心地のいい空間は、部屋の広さや機器などの利便性が解決してくれるわけではなく、やはり自然を感じることだと思うのです。
庭に面している室内空間と、面してないただの壁とでは、同じ広さでも居心地の良さはもちろん、空間的な広がりもぜんぜん違うのです。
庭を設けるほどのゆとりのあるスペースがないと思うかもしれませんが、「坪庭」のように小さなものでもいいのです。