日本三大美林「吉野の山へ」レポート

こんにちは、水谷です。

今日は昔からの友人建築家Kくんと「日本三大美林」のひとつ奈良県吉野川上村に行ってきました。

やっぱり山や木を見るとホントに癒されます。

マニアックな話にならないようにレポートしますね。

まずは原木市場に行って来ました。

原木市場とは、「魚市場で魚屋さんやお寿司屋さんが魚を買い付けに行くのと同じで、木を加工して売る人「製材屋さん」などが買い付けに来るところです。

原木市場は前日だったので、セリをみることはできませんでしたが、原木を見ることができました。

下の写真は250年の杉の原木です。

直径が1mくらいはあるでしょうか?かなり大きいです。

年輪がすごく細かいのが吉野の特徴で、年輪が密になっているほど強い木なのです。

これ家に使うと丈夫な家ができますよ。

家の柱や梁にとても大きな木を使うと、部屋がせまくなったり、圧迫感がでてしまうことがあります。

そんなときに、吉野の木を使うと、断面の小さい柱や梁でも頑丈でスマートな骨組みの家づくりをすることができます。

次に製材所にお邪魔しました。すごい数の木がありました。

宝の山です。

一本くらいくれないかな?

吉野の木はほかの産地に比べ、大変丁寧に木を育てていて、色や木肌がとてもきれいなので昔から高級材として林業を支えてきました。

これだけたくさん木があれば選びたい放題です。

町で買うよりも直接産地で買えば、高くないので、おススメです。

続いて、原木市場で置いてあった250年の木の山に行ってきました。

実際に育っている木を見ると迫力が違います。

50mくらいの高さでしょうか、迫力に圧倒されました。

今回ご案内してくれた方が、

「木を切り倒す際には、谷に倒すと危険なので、山側に倒さないといけなく、そのうえ、他の木と木の間に倒さないと、ぶつかって割れてしまって製品にならなくなるので、伐採技術は非常にむずかしいと教えてくれました。

まさに、職人技術。

今ではその技術を持っている人が少なくなっていて、後継者もほとんでいないみたいです。

だれか、若い人どうですか?

250年の50mの木は何百万円の値段がついているものもあるので、倒して割れてしまうと大変です。

私ならビビってしまって切ることを躊躇してしまうでしょうね。

覚悟がいります。

最後にフローリングや家の柱、梁を加工している製材所を見学しました。

今は、機械化されて品質も安定しています。


おみあげに、杉のフローリングのサンプルを頂きました。

厚さ30mmです。,/p>

みなさんがよく目にするフローリングよりもかなり厚いものです。

私もよく使うのですが、足触りがとてもよくて、温かいです。

一軒家だけでなく、今ではマンションにもよく使われいます。

原爆市場、山、製材所と今回見学しましたがとても面白かったです。

家づくりをする際にこのような過程を見ることは、いいことです。

みなさんも家づくりをする際に見学すると楽しいですよ。

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森から始める家づくりレポート(森編)

こんにちは、水谷です。
先日、家づくりに使う木を見にへ行ってきました。

この日は、空一面の青空で、日射しも程良く、とてもすがすがしい天気でした。

実は、この森私の田舎から40分位のところにあるんです。田舎の家はもうないので立ち寄ってはいませんが、幼い当時の田舎と同じ匂いがして、とても懐かしく居心地もよかったです。

家づくりに取り組むときには必ず、柱や梁などの骨組みになる木を森に見に行くようにしています。

「木を選ぶ」という目的もあるのですが、「どこの森で育った木を使うのか」を知ることて、より一層住まいに愛着が持てるのです。

みなさん田植え体験やイチゴ狩りなどに参加されたことありますか?

お米やイチゴなど、自分で採ったものを食べたら、いつもよりおいしく感じますよね。

また、何年か後に近所のスーパーでその産地のお米を見ると、親近感が湧いて思わず買ったりするものです。

家づくりに使う木も、ずっと共に暮らしていくものなので、やはり愛着を持って頂けたらなぁと思うのです。

それと、いつも感じることなのですが、身近な森の木を使えば、この新鮮な空気や田舎の雰囲気を、そのまま、都会に暮らすお客さんの家に届けれるような気がします。

 

上下の写真は、なかなか都会では見られない光景です。チェーンソーで、一本一本と木を倒して、運搬用の機械に積んで、平地まで運びます。そのあと、トラックで製材所に運ばれて、柱や梁に加工されて私たちの町にやってきます。

森で作業する人たちが、50年~100年丹念込めて育てた木を、都会に送り届けるときの心情は、娘を都会に嫁がせるような感じなんでしょうね。

山の仕事は常に危険と隣り合わせで、真剣な顔つきで、作業されてる姿をみると、建築士として、木の一本一本を大事に設計しないといけないといつも思います。

職人さんはやっぱりかっこいいですね。休憩時の方言まじりの会話がほのぼのしていて、いい感じでした。

家づくりのほとんどは、すでに柱や梁になった状態から木に触れると思うのですが、何世代も受け継ぎ、木を育て、そして伐採するといった森での仕事があってこそいい家づくりはできるのです。

森に行って実際に使う木や、そこで働く人と話をすると、家づくりはより楽しく取り組むことができますよ!

次回に続きます。

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