木製建具で可変性のある空間に

■子供がもうひとり欲しい。でも確信がない。
■親戚などが年に何回か遊びに来た時に泊まれるスペースが欲しい
■子供が独立すると空いた部屋が勿体無い。

子供の成長に伴う個の空間の必要性、ご両親との同居、自分自身の老い、子供の独立、同居、世代交代・・・

ライフスタイルは家族の成長と共に変わってきますので、空間はあらゆる変化に対応できるようにしておいたほうがいいです。

そのためにとても重要なものが建具の存在です。
例えば、リビングと畳の部屋をつなげて設ける。
いつもは建具を開けっ放しにして、一間続きの広いリビングとして利用もできるし、建具を閉めることで客間にもなる。

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このように、建具を開閉することで、ひとつの空間が閉鎖的にも開放的にも利用できます。

もしものために広い部屋をそれぞれの設けずとも、ひとつの空間を可変性を持たせ、他の空間とつながりをつくれば、ひとつの空間はそれほど広くなくてもよいのです。

また、「風を通したい・冷暖房の風を逃がしたくない」という矛盾と思えることが建具の開閉によって可能となるので、季節によっても部屋を使い分けることもできます。

開放感のある全開口がオススメ

建具を全て閉まい込むことによって、邪魔なものがなくなる全開口は、この上ない開放感が得れます。

デッキに面したリビングの開口部も全開口にすると、外の庭と室内が一体になり、家に中にいても自然の中にいるような感覚を味わうことができます。

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