四日市の家

■設計主旨
三重県四日市。
四日市といえば、工業で有名ですが、三重県は海・山に恵まれた自然豊かなところ。家づくりに生かせる素材が豊富な地域です。
今回木材はすべて南部に位置する熊野材を使い、床や天井には、とても表情のいい赤身の杉を選び、室内壁には伊勢の赤土・床土を使った中塗り土仕上げとし、温かい雰囲気の空間を目指しました。
外壁にも同じく赤土・床土・真砂土を混ぜ、一切着色せず色土のままの色で仕上げました。アプローチにはいなべ市のいなべ石を一個づつ丁寧に並べ、住宅街の一角に地域の素材を活かした豊かな庭にしました。
間取りは、車好きのご主人のご要望で、カーポートを家の中に入れ込み、室内で車を整備しながら、料理好きの奥様と会話できるようにし、回遊性を持たせました。
ご家族が健康で、それぞれの趣味を楽しみながら仲良く暮らしてもらえることを願っています。

建築地   三重県四日市市
家族構成  ご夫婦、子供1人
用途地域  第一種低層住居専用地域
構造規模  木造在来軸組2階建て
敷地面積  253.12㎡(76.57坪)
延床面積  120.23㎡(36.36坪) 『1階86.56㎡(26.18坪)2階33.67㎡(10.18坪)』
施工 棲栖舎 桂
写真 今西浩文
<主な仕上げ>
構造材   三重県熊野材
造作材   三重県熊野材
床材    三重県熊野材 杉赤勝ち210mm幅、30mm厚
屋根    ガルバリウム鋼板縦はぜ葺き
外壁    土(床土・赤土・真砂土)モルタルシバ削り仕上げ
内壁    赤土壁中塗り仕上げ・フェザーフィール塗り
天井    赤杉上小・フェザーフィール塗り

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