階段かかりました 24坪の小さな家

ももちゃん家階段かかりました。

なかなかいい出来です。

ももちゃんもお気に入りかな?

それほど大きくないリビングの一角に階段があるため、できるだけ重くならないように、又、上の窓から光が入るように、ストリップ階段(踏込板がない隙間のある階段)にしました。

後ろから見た様子。

杉の質感の柔らかさと開放感のある階段がなかなかいい感じにマッチしてる。


かわいいももちゃんとおっさん大工さんとの光景はミスマッチのような・・・
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吉野の製材所に行ってきました

今日、吉野の製材所に行く予定にしてたのですが、朝早くに「こっちはかなり雪降ってますよ」と電話。

大阪は寒かったものの、雪は降っておらず、まあ大丈夫だろうと車を進めたのですが・・・

吉野はこの冬一番の大雪。チェーンもなく、スタッドレスもはいていない車だったけど、行けるところまで行くことに。

ところで、雪山はほんと美しかった。

あっという間に製材所到着。結構いけるもんだな。

ここの製材所は決して大きくはなけど、とても誠実。
担当の若い青年は親切で、やる気に満ちてる感じがいつも清々しい。

ここは、主に無垢板のフローリングを扱っているのですが、吉野ならではの艶があってとても綺麗。
しかも木の乾燥がしっかり出来ています。

乾燥?

木は伐採した際はとても多くの水分を含んでいて、その水分を含んだままでは、家づくりに使うことはできません。
生活の場の環境に適合するように、製材した木を乾燥機にかけて乾燥させる必要があるのです。

乾燥がしっかりできていないと、生活した際に、板が収縮し、動いてしまいます。

ましてや、床暖房をするとなれば、部屋は過乾燥になるため、普通よりもさらに乾燥された板が必要になってきます。

ここの材は厚さ30mmの杉のフローリングで含水率12%。かなり優秀なんです。
床暖房のフローリングとして充分使えます。

桧も綺麗でした。

無垢板と合板の変化の違い

大阪の箕面のちょっと北に上がったところにある能勢で完成見学会に参加しました。

このお家は、構造骨組みだけをお手伝いさせて頂いた物件で、力の流れをできるだけシンプルにした建物になっています。

沢山の方々が見学会に参加して頂き、いろんな方とお話することができました。

いつも、お客さんのお話から学ぶことが多く、

今回の気づきとして、木とは何か?つまり無垢板とよくメーカの住宅に見る合板との違いがわからない方が私の想像しているよりも、非常に多いということでした。

以前にもお話させていただいたので、詳しく知りたい方は、こちらをみてください。

合板のフローリングも無垢のフローリングも表から見ると似たようなもので違いがあまりよく分かりません。

わかりやすくいえば、育っているときの木の機能をもったままフローリングとなったものが無垢、そうでないものが合板です。

合板フローリング。3mm厚の合板が何枚も接着されていて、表面に薄い無垢の板を1mm厚くらいにスライスしたものが貼り付けられています。

7年経った時の合板フローリング。

合板と表面の板とが接着剤で貼り付けラ得ていたのですが、表面が剥がれて中の合板が見えています。

張りたての、ヒノキの無垢のフローリング。

7年後のヒノキの無垢フローリング。

この違いを見ればどちらのフローリングを使ったほうがいいのか、簡単に答えがでると思います。

後の変化を考えて選ぶこともけっこう重要ですよ。

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国産の木を使う理由

日本の国土の2/3が森林で、世界の先進国をみても、フィンランド、スウェーデンに次いで第3位の森林大国なんです。

「エコの国」として有名なドイツでさえ国土の1/3しか森林面積がないのです。
皆さんご存知でした?

私たちの世代では、生まれた時から緑が身近にあって、森があるのが当たり前なんですよね。

しかし、海外ではそうではありません。
乾燥が激しく、一度植物が途絶えればたちまち砂漠化してしまう場所が多く存在します。
そう考えると、私たちはとても恵まれた環境で育っているのです。

日本の森林は約2500万haあって、そのうち約1300万ha(約5割)が天然林、1000万ha(約4割)が人工林、残りが無立木地、竹林です。

その約4割の人工林は戦後、後の日本の資源として植えられたのです。
木を伐採し、その伐採した場所に苗木を植え、伐採した木は資源として利用して有効に利用してきたのです。
しかし、この豊かな日本の森林が危機的な事態に陥っています。

木は50年~60年くらい月日が経って、家の柱や梁として使うことができます。
戦後に植えられ、多くの人によって育てられた木が使うことができるまでに成長しました。

地産地消で日本の森は需要と供給のバランスを保ってきたのですが、
高度成長期を機会に「商品化としての量産の家づくり」が増え、ピンチヒッターだったはずの輸入木材にシェアを奪われてしまったのです。

せっかく育った日本の木が使われなくなったのです。

では、「放っておいても育つんじゃないの?」と思うかもしれませんが、人の手によって植えられた木は、人が手を入れてあげないとちゃんと育ちません。
山に関わる人たちは、木材が売れないとを育てることさえもできません。

手入れされず、荒れ放題になった人工林はやせ細った木ばかりとなり、根が弱まり、保水力を失ってしまい土砂崩れなどを引き起こす原因にもなっています。

これから数十年後、日本の森はどうなってしまうのでしょうか?
建築に携わる私たちが未来にできることは家づくりに日本の木を使うことなのです。

家づくりに使う木は、気候と向き合って育った国産の木を使うことが一番自然で適正ではないかと思います。
>>家づくりに使う木
>>無垢板のススメ
>>木にもイロイロ「無垢板と合板のちがい」

>>国産の木「杉」について
>>国産の木「桧」について
>>国産の木「松」について


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7年目の住まい「杉の変化」

こんにちは、水谷です。

前回は、7年前にリフォームした住まいの「桧の変化」 をお伝えしましたが、壁や床にも使っているので、「杉の変化」も見て頂こうと思います。

リビングの壁一面に杉を使っています。桧と比べると、元々色が濃い茶色しているので、変化がわかりにくいですが、艶(つや)がでてとても綺麗でした。

壁に無垢板を使うと、時計や写真を画鋲で吊るすことができるのもいいですよね。

今回は自然な風合いの壁ですが、節の無い杉を使って、すっきりとした表情の壁にしても、面白いかもしれません。

杉の床をズームで撮った写真です。リフォームしたての時よりも、色が少し濃くなって、落ち着いた表情になっていました。今までに一回もワックスを掛けていないと仰っていましたが、杉の床には艶がでていて綺麗でした。

おそらく、杉そのものの油分が表面にでているのだと思います。

杉は、落ち着きのある色合いですので、壁や天井の白壁とよく馴染んでいました。

上の写真は玄関の「下駄箱の天板」をズームで撮ったもので、素材は を使っています。

写真では杉と似てるように思いますが、実際見ると明らかに、色や艶の表情が違うのがわかります。

いろんな木を使うとそれぞれ違った表情や変化を楽しむことができるので、面白いです。

今回、7年経過した住まいのを見て、無垢板は、その家庭に馴染んで、住む人が生活しやすいように日々変化してる感じがしました。

合板のフローリングよりも値段は高いですが、長年暮らしていくこと考えると、費用対効果は無垢板のフローリングのほうがいいと思います。

家づくりを考えるときに、値段だけを比較するのではなく、長く快適に暮らしていくために、「何を選べばいいのか」視野を広めて考えることで、いい家づくりができますよ。

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日本三大美林「吉野の山へ」レポート

こんにちは、水谷です。

今日は昔からの友人建築家Kくんと「日本三大美林」のひとつ奈良県吉野川上村に行ってきました。

やっぱり山や木を見るとホントに癒されます。

マニアックな話にならないようにレポートしますね。

まずは原木市場に行って来ました。

原木市場とは、「魚市場で魚屋さんやお寿司屋さんが魚を買い付けに行くのと同じで、木を加工して売る人「製材屋さん」などが買い付けに来るところです。

原木市場は前日だったので、セリをみることはできませんでしたが、原木を見ることができました。

下の写真は250年の杉の原木です。

直径が1mくらいはあるでしょうか?かなり大きいです。

年輪がすごく細かいのが吉野の特徴で、年輪が密になっているほど強い木なのです。

これ家に使うと丈夫な家ができますよ。

家の柱や梁にとても大きな木を使うと、部屋がせまくなったり、圧迫感がでてしまうことがあります。

そんなときに、吉野の木を使うと、断面の小さい柱や梁でも頑丈でスマートな骨組みの家づくりをすることができます。

次に製材所にお邪魔しました。すごい数の木がありました。

宝の山です。

一本くらいくれないかな?

吉野の木はほかの産地に比べ、大変丁寧に木を育てていて、色や木肌がとてもきれいなので昔から高級材として林業を支えてきました。

これだけたくさん木があれば選びたい放題です。

町で買うよりも直接産地で買えば、高くないので、おススメです。

続いて、原木市場で置いてあった250年の木の山に行ってきました。

実際に育っている木を見ると迫力が違います。

50mくらいの高さでしょうか、迫力に圧倒されました。

今回ご案内してくれた方が、

「木を切り倒す際には、谷に倒すと危険なので、山側に倒さないといけなく、そのうえ、他の木と木の間に倒さないと、ぶつかって割れてしまって製品にならなくなるので、伐採技術は非常にむずかしいと教えてくれました。

まさに、職人技術。

今ではその技術を持っている人が少なくなっていて、後継者もほとんでいないみたいです。

だれか、若い人どうですか?

250年の50mの木は何百万円の値段がついているものもあるので、倒して割れてしまうと大変です。

私ならビビってしまって切ることを躊躇してしまうでしょうね。

覚悟がいります。

最後にフローリングや家の柱、梁を加工している製材所を見学しました。

今は、機械化されて品質も安定しています。


おみあげに、杉のフローリングのサンプルを頂きました。

厚さ30mmです。,/p>

みなさんがよく目にするフローリングよりもかなり厚いものです。

私もよく使うのですが、足触りがとてもよくて、温かいです。

一軒家だけでなく、今ではマンションにもよく使われいます。

原爆市場、山、製材所と今回見学しましたがとても面白かったです。

家づくりをする際にこのような過程を見ることは、いいことです。

みなさんも家づくりをする際に見学すると楽しいですよ。

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森から始まる家づくりレポート2(製材編)

前回は、家づくりに使う木の「森での作業の様子」をお伝えしました。今回はその続きです。

チェーンソーで倒された丸太は、トラックで製材所に運ばれてきます。

運ばれた丸太をすぐに四角に加工するのでなく、切りたての丸太は水分をとても多く含んでいるので、家づくりに使えるように水分を抜いてあげないといけないのです。そのため、しばらくの間、下の写真のように、お日さんに当てて乾かしててあげるのです。

ちょっと余談ですが、製材所で非常に大きい丸太を見つけました。お話を聞くと、300歳の杉らしいです。私の曾曾祖父(ひいひいおじいちゃん)、もしくは曾曾祖母(ひいひいおばあちゃん)ってところですね。

すごい。

お日さんで、ある程度乾かされた丸太は、家づくりで使えるように四角に製材されます。

森で木を伐採して家づくりに使える木になるまでの過程を見ると、自然のものから造られているんだと実感できます。

丸太は一本一本、大きさや木目(目が密になっていると強い)が違うので、それをを目利きして、家づくりの柱や梁など、どの部分に使用できるかを選別します。

丸太をそつなく切断して、有効な建築部材を造れるかが、製材者さんの腕の見せどころです。

四角に切られた木はまだ、水分が抜けきっていないので、次は乾燥機に入れて乾かします。

乾燥機を使わず、このままお日さんで家づくりに使えるまで乾かしてもいいのですが、そうなるとかなりの時間が掛ってしまいます。

時間的に余裕があれば色合いがきれいなので利用してもいいかもしれません。今は、乾燥機も技術が発展しているため、木の色見も綺麗に仕上がりますので、十分だと思います。

上の右の写真は乾燥機で乾かして、家づくり使えるようになった桧の土台の写真。

下写真は杉のフローリング。以前ご紹介した住まいで見て頂いた杉のフローリングのものと似てますよね。

このように加工された木たちは私たちの待つ町に運ばれ、引き続き、大工さんがノミやのこぎり、かんななど、いろんな道具を使って木組みを造っていきます。

この話はまた次回お伝えしますね。

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森から始める家づくりレポート(森編)

こんにちは、水谷です。
先日、家づくりに使う木を見にへ行ってきました。

この日は、空一面の青空で、日射しも程良く、とてもすがすがしい天気でした。

実は、この森私の田舎から40分位のところにあるんです。田舎の家はもうないので立ち寄ってはいませんが、幼い当時の田舎と同じ匂いがして、とても懐かしく居心地もよかったです。

家づくりに取り組むときには必ず、柱や梁などの骨組みになる木を森に見に行くようにしています。

「木を選ぶ」という目的もあるのですが、「どこの森で育った木を使うのか」を知ることて、より一層住まいに愛着が持てるのです。

みなさん田植え体験やイチゴ狩りなどに参加されたことありますか?

お米やイチゴなど、自分で採ったものを食べたら、いつもよりおいしく感じますよね。

また、何年か後に近所のスーパーでその産地のお米を見ると、親近感が湧いて思わず買ったりするものです。

家づくりに使う木も、ずっと共に暮らしていくものなので、やはり愛着を持って頂けたらなぁと思うのです。

それと、いつも感じることなのですが、身近な森の木を使えば、この新鮮な空気や田舎の雰囲気を、そのまま、都会に暮らすお客さんの家に届けれるような気がします。

 

上下の写真は、なかなか都会では見られない光景です。チェーンソーで、一本一本と木を倒して、運搬用の機械に積んで、平地まで運びます。そのあと、トラックで製材所に運ばれて、柱や梁に加工されて私たちの町にやってきます。

森で作業する人たちが、50年~100年丹念込めて育てた木を、都会に送り届けるときの心情は、娘を都会に嫁がせるような感じなんでしょうね。

山の仕事は常に危険と隣り合わせで、真剣な顔つきで、作業されてる姿をみると、建築士として、木の一本一本を大事に設計しないといけないといつも思います。

職人さんはやっぱりかっこいいですね。休憩時の方言まじりの会話がほのぼのしていて、いい感じでした。

家づくりのほとんどは、すでに柱や梁になった状態から木に触れると思うのですが、何世代も受け継ぎ、木を育て、そして伐採するといった森での仕事があってこそいい家づくりはできるのです。

森に行って実際に使う木や、そこで働く人と話をすると、家づくりはより楽しく取り組むことができますよ!

次回に続きます。

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年輪って?

木の年輪ってご存じですか?

写真にあるように、輪が何重にもなっているのを年輪っていうのですが、年輪は1年ごとにつくられいるので、どのくらい成長してきたか見て分かるんです。

それって、「なぜかわかるようになってるの?」と思いませんか

実は、いたってシンプルな答えで「季節ごとの育ち方が違う」からなんです。

木は春から夏にかけては、強い陽射しを浴びるので、盛んに成長し、どんどん太くなります。

一方、秋から冬にかけての寒い季節は、木は活動を停止し、ほとんど成長しないです。

この、勢いよく生長する時期につくられた細胞と、成長の遅い時期につくられた細胞が違うため色が変わるのです。

ちなみに、春から夏にかけての細胞がうすい色の部分で、「春目」っていって、秋から冬にかけての細胞が濃い部分で冬目といいます。

この差がはっきりしていて、1年1年の生長を読みとることができるものを、年輪というのです。

つまり、季節のある国の樹木にしか、年輪はないのです。

ですので、四季のない熱帯林などでは、年輪がみられない樹木もたくさんあるみたいですよ。

また、年輪は木の年齢だけでなく、受けた虫の害、病気、山火事に大雪など、さまざまな環境の変化に対応しながら、成長してきたことがわかるんです。

ちょっと奥深くないですか?

ちなみに写真は奈良県吉野の木です。

吉野の木は昔から、木を密に植えて、わざと成長を遅らせて年輪が密になるように育ててるんです。

なぜ成長を遅らせてるかというと、年輪が密になると、強度が高くなるので、建物の構造骨組みには、とてもいい材料になるんです。

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家づくりに使う木

みなさん、自分の家がどんな木が使われているか、ごぞんじですか?
たぶんよくわからない人がほとんどだと思います。

しかし、木の家の構造骨組みに使用する木は、家を支えるために、もっとも重要ものなのです。

ですので、構造骨組みや耐久性にかかわる部分に使用する木くらいは、知っておいた方がいいですよ。

ローコスト住宅でよくつかわれている輸入材で「ホワイトウッド」という木があります。
「ホワイトウッド」というのは、樹種ではなくて、北欧で伐採されたトウヒやスプルスなど、色の白い木の総称なんです。

このホワイトウッドは、10年ほど前から、主に2×4住宅の建築に使用されてきましたが、最近では在来工法でも当り前のように使われています。

でも、実はこのホワイトウッドは、日本の住宅用材には向いていないと言われています。

なぜなら、乾燥している北欧の気候で育った「ホワイトウッド」は湿気の多い日本の気候では対応できないのです。

具体的にいえば、湿気に弱く、シロアリに弱いからです。つまり、耐久性がないのです。

でも、ホワイトウッドは「色が白く綺麗」、「加工しやすい」、「狂わない」などの利点をもっており、今でもたくさん使われています。
ここで勘違いしてはいけないのは、ホワイトウッドは使ってはいけないということではなくて、構造骨組みには使えないということ。
家具や雑貨、楽器など、ほとんど耐久性に関係がない所には、つかいやすい材なのです。

ただ、日本の住宅材の耐久性にかかわる部分にはホワイトウッドは少し不向きなのです。
つまり、「適材適所」ではないんですね。

現在、柱や梁だけでなく、土台や根太など床下廻りにもホワイトウッドの集成材が使われていることもあります。
家を建てるとき『自分の家の柱の材料は何なのか?』を知ることはかなり重要なのです。

遠くの国から連れてこられ、じめじめしたシロアリの多い異国の地で、性に合わない仕事をさせられ、あげくに悪者にされているホワイトウッド。
そう考えると、とてもかわいそうで、何となく同情してしまいます・・・

※写真は10か月間、土中に埋蔵されてシロアリ食害の実験に使われたホワイトウッド(左)と杉(右)。
ホワイトウッドの表層はボロボロ。内部も接着層以外はかなりの食害をうけてます。
建物を支える最も重要な土台がこの状態だといつ倒れても不思議ではありません。

住宅金融支援機構の基準において、ホワイトウッドなどの外材は地面から1m以内の外壁に面する木材や土台には防腐・防蟻薬剤を利用しないと利用できないことになっています。

床に這いつくばったり、色んなものを舐める小さなお子さんがいる家庭において、床に近い位置に薬剤処理した木材があることは非常に恐ろしいことです。
では、何の木だと安心できるかといえば、みなさんお気づきだと思いますが、やっぱり、日本で育った木なんですよね。

土で育っている状態の時から木は風土に適しながら外敵から身を守り育ってきたのです。
ですので、木材となってもシロアリなどから身を守り、日本特有の湿気にも順応できるのです。

そのため、国産の桧(芯持)や杉(芯去)を利用すると、薬剤処理する必要もないのです。

家の構造骨組は、建物の基盤になり、寿命に直結するところですので、気候に合った国産の材を使う必要があるのです。

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