漆喰(しっくい)

こんにちは、水谷です。

室内の壁や天井の仕上げは「クロス」「塗り壁」「タイル、石」などがありますが、無垢板

などを床に使うのであれば、やはり「塗り壁」がおススメです。

「土壁」の時にもお話しましたが、「塗り壁」には、調湿効果があるので、多湿の日本の気候に適した素材なのです。さらに優れた耐火性能も特徴です。

塗り壁の種類としては、昔からある「漆喰」(しっくい)と最近注目されている「珪藻土」(けいそうど)が代表としてあげられます。

今回は漆喰についてお話しますね。

■漆喰

古くから城や寺社、土蔵などによく使われた、いわゆる「白い壁」が漆喰で、奈良や平安の時代からあったらしいです。

漆喰は、消石灰に砂や糊(のり)などを混ぜ、ひび割れを防ぐためのすさを混ぜ合わせて作られます。

「消石灰」とは、石灰石や貝殻などを高温で焼いたもので、糊(のり)は江戸時代より前は、食料として重要だった米が使われていたので、漆喰壁は権力と富のあかしだったみたいです。

江戸時代には、武家や貴族の接待など、格式の高い座敷の小壁などに塗られていました。

さらに、漆喰は耐火性耐久性が高かいので、近世の城の壁に塗られるようになって、城が増えるにつれ左官の技術が発展し、職人の数が増えたため、その後町家にも広がって漆喰壁は普及していったそうです。

漆喰壁は白色だけではなく、黒の漆喰も使われ、豪壮なイメージには人気があったみたいです。

今でも、田舎にいけば黒い壁をみることがありますが、あれが、黒漆喰です。

漆喰の特徴は硬くて、耐水性が高く、ツルっとしてとても光沢のある美しいです質感です。漆喰の壁に温かい色合いの照明をあてると、程良く反射して、美しい光を放ってくれます。

漆喰の白壁は室内を明るくしてくれ、また、自然素材なので、柱や梁の無垢材とすごく馴染みます。

漆喰の中でも、高知県の土佐漆喰は特に有名で、今でも、高知の住まいには決まって、外壁にも室内の壁にも漆喰が使われていますよ。

みなさん、高知に行った時には、ちょっと注目してみてください。

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