都会で働きながら田舎暮らしをする際の注意点

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『田舎暮らし』と聞くと、かなり大げさなことに感じるかもしれません。
しかし、阪神間、たとえば大阪や神戸などで仕事を持ちながら、自然に囲まれた田舎に暮らす、ということは少しの不便を我慢し、少しの工夫を加えることで可能な場合もあります。

実際、私が設計をさせて頂いた物件でも、都心に勤めつつ田舎に住まいを建てる、ということを実現された方が何組かいらっしゃいます。
私自身も田舎がすきなのでとてもうらやましく思います。

また、見学会などで来場者のお話を聞いていると、
「昔ながらの日本家屋に住みたい」
「自然豊かなところで住みたい」

とご希望を持たれている方が、思いのほか多いことに気づきます。
ただし、やはりハードルは高いと感じられている方が多いことも同時に感じます。

景色のいいところで暮らしたいけど、今の大阪市内、神戸市内の仕事場からでも通勤できるところがいい。
都合がいいけど、そんなことは可能なのでしょうか。

ここでは、都会で仕事を続けながら、田舎暮らしをするポイントと注意点を実例を交えつつお話したいと思います。

大阪市内、神戸市内に勤めていても田舎暮らしはできる

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以前設計させて頂いた「ほたるの家」の話なのですが、
お施主さんは大阪市内で育ち、仕事も市内の日本酒を多く取り扱う居酒屋さんで勤めていて、子育てをきっかけに、田舎の景色のいいところで生活することを選択されました。
土地探しには、実際に足を運び何件も回り苦労されましたが、ある時敷地から見える山の景色にピンときて現在の土地を購入されました。

場所は大阪府豊能郡で、大阪市内から車で30分~40分くらい、電車だと能勢電鉄始駅「川西能勢口」から約30分の最終駅「妙見口」から徒歩5分のところにあります。
田んぼや畑など景色はまさしく田舎なのですが、交通の便がとてもいい。
ちょうど登山で有名な妙見山への通り道でもあるので休日は多くの人でにぎわっています。

これなら充分に通勤できる距離なのです。
こういった場所が大阪、兵庫、京都、奈良には結構あると思います。
丹波、篠山、神戸北区、川西、能勢など色々ありそうです。
田舎ねっと、近畿というサイトに物件情報が多数載ってます。参考にしてください。

田舎暮らしのメリット

■土地、建物が安い
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この「ホタルの家」の敷地は約200坪なのですが、大阪市内で土地を買うよりも坪単価はかなり安く、大阪市内の約1/10くらいの値段なのです。
都会で30坪の敷地を買って家を建てることを考えると、200坪の敷地を購入し、こだわりのある理想的な家づくりをすることも充分可能です。
家付土地を選ぶと、今では到底建てることができない、手の凝った茅葺き屋根の家や土壁の家を手にいれることも可能です。

■都会にはないのどかな借景
都会のように目の前に建物が接近してることもないので、四季折々の景色に囲まれ、ゆったりとした空間の家づくりが可能で、風や光も思い存分取り入れることができます。
仕事から帰ってほっと一息、週末はスイッチを完全にoffにできる環境なのが魅力です。
お子さんをのんびりと育てるにもいい環境で、小さいうちにものを造ったり自然へ接することは後への財産になります。

■自然と親しむ暮らし 大きな庭をもてる
山に登ったり、川で遊んだり、ホタルを観賞したり、釣りにいったり、自分の敷地でも野菜を育てたり、都会に住んでいると、週末にどこかのイベントに参加しないとできないことが身近に体験できるので、自然と親しむ暮らしができます。

田舎暮らしのデメリット

■都会ほど便利な店がない
住む場所で不便を感じるのはひと昔まえのことかもしれません。
今では、インターネットで何でも手に入り、その上、1日か2日で家に届くのです。
インターネットで頼みにくい野菜や米などの生モノはむしろ田舎のほうが豊富にあるし、今のご時世、どこにいても不便を感じることはありません。

■田舎特有の付き合いの多さ
田舎での人付き合いを気にする方が結構多いように思います。
付き合いというよりむしろ、町や村の地域力の結びつきが強いので、新参者は受け入れてもらえないのではと心配する方が多いのではないかと思います。

過疎化が進んでいる中で田舎の人たちも都会から移って来てほしい、Uターンして来て欲しいと望んでいるのです。
以前、豊能の町おこしの会議によばれたことがあるのですが、地域にどうすれば住んでもらえるのかを皆で議論してました。
みなさんがこの地域の魅力をPRして、より多くの人に住んで欲しいという願いがひしひしと感じ取ることができました。
ただ、地域の皆さんは、町の人に都会化されることを恐れてるだけなのです。

今でも田舎では、住民が助け合いながら生活環境を守っていくスタイルはあるので、地区の寄り合い、お祭りなどの参加ごとはあります。
ギスギスした感じではなく、平等に手を出し合うことでお互いを信頼しあって暮らしているのです。

「ホタルの家」のお施主さんも今では町おこしの中心メンバーになっています。
馴染むことはそれほど気にしなくてもいいように思います。

■車がないと不便です
場所にも寄りますが、都会に比べて車がないと不便かもしれません。
バスや電車があまりあてにならないことが多いので。
スーパー、病院、役場など車でしかいけないことが多いです。

■昔の日本家屋を住めるようにするにはそれなりの費用がいる
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茅葺屋根まではいかないにしろ、昔の日本家屋にそのまま住むのことはできないと思います。
おそらく、冬は寒くて住めないのと、雨漏りもあるかもしれません。
土壁がやせて、家の中から外がみえるくらいの隙間がたくさんある家や、屋根においても昔は土で瓦を押さえているだけなので、瓦がずり落ちている家が多いかもしれません。
大きな日本家屋になれば、当然瓦の面積が大きく、すべてやりかえるとなると莫大な費用が発生します。

ですので、住めるようにするにはリフォーム費用がどれだけかかるのかをしっかり認識しておく必要があります。

ほたるの家では当初は土地建物付で昭和初期の建物が残っており、それを全面リフォームして暮らすことを当初考えましたが、いろんなことを考慮し、新築にすることになりました。

■場所によっては新築が建てれない 市街化調整区域
田舎では市街化調整区域が多く、都会のような開発は原則として行わず、都市施設の整備も原則として行われない。つまり、新たに建築物を建てたり、増築することを極力抑える地域なんです。

ですので、その地域に家を建てることは色んなハードルがあります。
ですが、それは環境や自然を守る規則でもあるので、そのハードルを超えれば、いい景色が得れるということです。
都会のように、自分の家の近くに大きな建物が建ち、日照が得れなくなったり、景色が悪くなったりといった心配はないんです。
そのハードルというのは、その地域、土地によって違うのですが・・・
農地を宅地にすること「農地転用」は非常にハードルが高く、家を建てることが不可能な場合も多いのです。

また、その地が「宅地」だとしても、手続きはちょっと厄介なのです。
ほたるの家での手こずった様子をブログに書いてますので、興味がある方は見てください。
>>市街化調整区域 価値あるハードル

支援金、助成金の活用

町役場や村役場からの補助金や低金利の融資などがある場合がります。
UIターン者への移住助成金や、住宅取得に対する融資など、住民の高齢化や過疎化が進む町や村では、多くの自治体が取り入れているので、暮らしたい町や村に、このような支援制度があるか一度確認して見て下さい。

景色のいいところで暮らしたい方はとりあえずご一報ください。
土地探しからお手伝いさせて頂きます。

 

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