(続)断熱・気密のはなし

こんにちは、水谷です。

今回は以前お話した「家の中は夏暑く、冬寒いのはなぜ」「断熱・気密は高いほうがいいの?」の続きを書きますね。

そもそも、断熱・気密とは何か?

夏と冬を一緒に考えるとちょっと分かりにくくなるので、今回は冬について考えますね。

断熱・気密を、ダウンジャケットに例えると分かりやすいかもしれません。

ダウンジャケットの内部は「フェザー(羽毛)」で外部は「ナイロン素材」ですが、もし、ダウンジャケットのナイロン素材がなくてフェザーだけだと、風が入ってきて寒いですよね。

家も同じで、そのフェザーの部分が「断熱」で、ナイロン素材が「気密」の役割りをしているのです。

両方がそろって、はじめて暖かくなります。

たとえ、床、壁、天井にいい性能の断熱材を入れたとしても、隙間風が入ってくれば全く暖かくはならないのです。

「今までの住まいはなぜ、冬寒いのか?」というと、昔の住まいには、そもそも断熱材自体が入ってなかったし(私の家も昭和55年くらいに建てたのですが入っていません)入っていたとしても、気密がされていないからです。

右にある写真は、床下を換気するための換気孔なのですが、床下が湿気ないように自由に風が入るようになっていてます。

床下に空気が入ること自体はいいのですが、問題はその入ってきた空気が室内の壁や天井に入り込んで、室内の壁や天井を冷やしてしまうことなのです。

つまり、いくら部屋をストーブなどで暖めても、壁や天井は冷やされ続けてしまうのです。
やはり外の冷気が、壁や天井の中に入り込まないようにしない限り、壁や天井は暖かくならないのです。

ちょっと難しい話なので、わかりにくいかもしれませんが、とにかく、夏に涼しく、冬暖かい家にするためには、断熱・気密を共にしっかり考えることが必要です。

これは私の考えですが、家づくりをされる際には、「長く快適に住めること」を第一優先に考えて、家の骨組みや断熱・気密などの環境性に重点をおくのがいいように思います。

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