構造材加工中 藤井寺の家子世帯

実施図面製本に向けてひたすら詳細図を描いているので、現場になかなかいけてないですが、
いつのまにか、基礎工事がほぼ完了で、型枠がはずさせれてました。
現場だけでなく、熊野の製材所の方でも材料が揃いつつあります。
毎回ですが、構造計算のもと、特に強度を必要とするところにはヤング率の指定をさせてもらってます。
前も話しましたが、おさらいとしてヤング率について少し触れておきます。

ヤング率とは。
私大学の頃は構造力学を専攻してたので、苦手分野ではないですが説明はむずかしい・・・

木材に強度を加えたときにある一定のところまでは変形(ひずみ)が比例関係になるのです。
比例式は 応力σ=E×ε
Eは比例定数でEが推定できれば強度が推定できるのです。
ちょっとわかりずらいですよね。
とにかくE(ヤング率)が大きいほど木材の強度が高いです。

少し余談として、木は鉄と違って自然のもので強度を想定し作ることはできません。
木の強度の高いものとは、一般的に年輪が密になっているもの、つまり長年かけて成長させて作られたものが強度が強いということになります。
ですので、強度のある木は長年山を整備し、光の具合を調整しながら丁寧に作れたものですのでとても貴重なのです。
長くなりそうなのでまたゆっくり話ます。

さて、本題にもどすと、
主に梁などの曲げに対しての強度が重要で、柱(支点)間における曲げ強度が許容値内かどうか。
間取りによって柱間は広くなるところもあるので、特に曲げ強度がかかるところにはヤング率の高い材を使う必要があります。
そのため、今回何箇所かヤング率を測ってもらいました。
写真の通りEは130になってます。構造計算上必要なEは90ですので、かなり上回る材をご用意してくれました。
強度も必要な上に仕上がりとしても見えてくるので、強度だけでなく、見た目もきれいな材を選定してくれました。

まあこんな感じです。
少し前には親世帯でも利用した登り梁の加工をしてもらってますので、その時の写真もまたお見せしたいと思います。

見えないところでも家づくりはもうはじまってます。
年末いっぱいまで材料を用意してもらって、年始そうそうプレカット加工に入り現地入りです。

来年早々から大工さんが入り上棟します。
今年はあともう少し。できる限りがんばろうと思います。