暮らしが豊かになるために

内覧会やホームページの写真で、完成した建物を見てもらえる機会があるのですが、それはどちらも、生活する前の、ものがない状態なので、なにかと生活感がなくこれから家づくりをされる方にとってある程度しか参考にならないのかなと思います。

当然なのですが、生活してもらった時を想定し、お施主さんとお話合いを繰り返しながら設計してます。
主に飾り棚(ニッチ)や収納、キッチンなど、ものを置くところの意識は高くもつようにしていて、用途を満たした上でさりげなく室内を飾れたり、整理しやすい空間になるようにしています。

ですので、その結果がどのように使ってもらっているのかとても気になるところで、竣工後に見に行くようにして確認しています。

籐やステンレス・綿などのかごを巧みに利用して収納したり
必要な棚の隙間に、生けた花やドライフラワー、時計や家族の写真などでさりげなく飾ったり

私が想定した以上にオシャレに使ってもらってることが多くて、とてもうれしく思います。

壁や天井などでインパクトのある色の装飾をつけたくなる方もいると思いますが、やめたほうがいいです。
生活し、室内にものが入れば装飾した壁や天井がかえって邪魔になりますし、飽きがきてしまいます。
壁や天井などは背景として、生活用品、食物や生け花などの色合いが活きるように落ち着いたものを選ぶ必要があります。
ひとつひとつものを決めていく時にはそれしか見えなくなり、見失いそうになるので一歩引いてトータルバランスを考えるように注意してください。
空間を先読みすることが必要なので、設計士さんにどんな雰囲気の空間がいいかお伝えして、任せた方がいいかな。

土壁の壁はとくに何でも合うし落ち着いた空間になるのでお勧めです。

空間で大きな割合をしめる壁や天井面の色や素材を選定する際には

明るくしたい空間か落ち着いた空間にしたいか
木とのバランスはどうか
動線に合わせて明暗や陰影をつけたりして演出してみたり

色々と検討を重ね決定してます。

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